屋上は防水施工されてる?

屋上緑化は建築物の屋上スペースに草花を植え、省エネや環境対策などに役立つことで知られます。しかし屋上緑化をするにあたっては、あらかじめ知っておくべき、幾つかの注意ポイントがあります。例えば防水施工の有無もその1つ。屋上緑化では草花への定期的な水の供給が必要なので、屋上は防水施工されていることが前提になります。屋上コンクリートにひび割れなどがあると、建築物そのものが腐食し、経年劣化を早めることにもなりかねません。もし防水施工が不十分なら、屋上緑化の前に防水工事をすることが求められます。

屋上の重さは?強風対策は大丈夫?

もう1つの注意ポイントは、屋上の重さです。屋上緑化をすると、その分だけ植物や土そして水の重さが屋上へ加わります。建築物が設計の当初に想定した重さを超えてしまうと、建築物全体の負担が大きくなり、経年劣化や耐震性の面で問題が生じます。したがって屋上緑化にあたっては、屋上の面積いっぱいに土を広げないようにしたり、比較的重さの少ない軽量土を採用するなど、色々な工夫が必要になります。
建築物の高さや周囲の環境によっては、年間を通じて風力が強い場所もあります。このような場所で屋上緑化するなら、十分な強風対策が不可欠です。これを怠ると、植物や土が強風で飛ばされて周囲の路上や建物へ落下し、大きな事故を招くこともあり得ます。そこで強風対策が施されたユニット式の緑化製品を導入したり、防護ネットを張るなどして、このようなリスクの回避に努めなければなりません。

建物の屋上に植物を植えて緑化するのが「屋上緑化」です。夏は植物が太陽光を遮り室温上昇が抑えられます。そして冬は保温性が高まるので、一年を通して空調の使用を抑えることができ、省エネにつながります。